通信制高校(単位制)のつくば開成高等学校
〒300-1211 茨城県牛久市柏田町3315-10 TEL:029-872-5532
土浦学習センターで、数学おもしろ講座を実施しました。この講座は今年度2回目です。
ピクチャーロジックに挑戦!
前回は、パズルやクイズを解きながら、数学の思考力をトレーニングするという授業でしたが、今回はパズルに特化した内容で、「ピクチャー・ロジック」というものに挑戦しました。
ある法則に従って、数字の並びを、ドットに置き換えていくと、ドット絵が完成するというものです。
特に難問というわけではなく、ただただ根気が必要なパズル問題です。ドット絵が浮かび上がってきた時の達成感は、数学の問題を解いた時と同じで、じわじわと喜びが湧いてきます。
参加した生徒は、黙々とパズル問題に取り組んでいました。長時間、お疲れ様でした!
一つの問題に忍耐強く取り組む力は、数学によって養われるところが大きいかもしれませんね。
筑波宇宙センター(JAXA)への訪問学習に行ってきました。
宇宙と言えば、来月にはいよいよ「金井宣茂」宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在に出発予定です。
また、同月には、「しきさい」「つばめ」という名前の衛星が打ち上げられる予定にもなっています。
来月には、何かと話題にも上りそうな「宇宙」。
その研究や開発を行っているJAXAは一度は行っておきたい場所です。
展示館の「スペースドーム」では、「きぼう」「こうのとり」「かぐや」をはじめ、日本独自のネーミングがされた衛星などのモデルが展示されています。
展示館「スペースドーム」
また、人気マンガ「宇宙兄弟」の特設展もされていたプラネットキューブでは、宇宙食を含め様々なお土産を買うことができます。
しかし、その中でも今回の目玉は、見学ツアーにおける「宇宙飛行士養成エリア」や「きぼう運用管制室」の見学。
宇宙飛行士養成エリア内にて
特に、管制室は見ごたえがあり、参加した生徒も貴重な体験ができたのではないでしょうか。
今回は、事前学習として、理科の教員による実験学習「ロウソクの燃え方からロケットの燃焼まで」という授業も受けていただきました。
学校で習う理科の学習が、実際の宇宙開発などにもリンクしていくということを、肌身で感じてもらえていたら幸いです。
「宇宙」という分野は、特に「おもしろい!」と誰もが思える分野です。今回の訪問学習で興味を持ったなら、ぜひ深く深く掘り下げて行って、「知らないことを知る楽しみ」を味わってください。
またこのような訪問学習実施したいと思います。その時はまた参加してくださいね。
つくば開成高校土浦学習センターでは、11/25(土)に、学校説明会・オープンスクールを実施します。
通信制高校への入学を考えている中学3年生生・保護者の方対象です。
学校説明の他に、レポートの学習体験や、特別授業 を体験できます。
特別授業は「プログラミング講座」を行う予定です。
ぜひ足を運んでいただき、実際にどんな勉強をするのか、どんな雰囲気の学習センターなのかを味わってください。
全体的な説明の後に、個別相談(要予約)も可能ですので、お気軽にお申し込みください。
つくば開成高校 土浦学習センター 学校説明会・オープンスクール
※体験授業終了後の個別教育相談は、先着順にお時間を設定させていただいております。
※また、個別教育相談は、別日程でも設定することが可能です。ご相談ください。
土浦学習センターで、英語おもしろ講座を実施しました。この講座は4回完結のシリーズで、今回は3回目にあたる授業でした。
前回、前々回の講座では、最新の洋楽からさかのぼり、1990年代の洋楽シーンまでをカバーしました。今回はきらびやかな1980年代の洋楽シーンから、ハードロックが爆発的に人気になった1970年代までさかのぼっていきました。
80年代は洋楽が映像やファッションと結びついた時代で、マイケル・ジャクソンやシンディー・ローバー、マドンナなど、ビッグスターが生まれた時代でもありました。
参加した生徒は、2000年頃の生まれです。自分が生まれる20年前にどのような音楽が流行っていたか、当時に人気だったアーティストやグループを取り上げて、その歴史について学んでいきました。
1970年代は特にハードロックを取り上げ、どうしてそのようなジャンルの音楽が生まれたのか、当時の社会風潮などにもふれながら学びました。音楽は時代の影響を受けて進化していきます。そんなところを少しでも感じて、興味をもってくれたらうれしいです。
講座は次回で完結します。次回は、1960年からロックの誕生までさかのぼっていきます。生徒のみなさん、また参加してくださいね。
守谷学習センターでは、毎年11月に日本の古典や歴史の学習の一環として、百人一首大会を開催しています。
事前学習で和歌や歴史について学びます
最近は、漫画からアニメ化・映画化もされた『ちはやふる』の影響もあって、百人一首という言葉をよく知っている高校生はとても多いように感じます。
しかし、百人一首については具体的にまだ知らない生徒も多いです。まずは、11/6(月)に事前学習を行いました。
事前学習では、百人一首の和歌のことや、歌人の生きた飛鳥時代後期から鎌倉時代前期までの歴史、そして、何首かの和歌を取り上げて、その和歌のもつ意味についても学びました。
そして、11/13(月)は百人一首大会の本番です。まずは、17名の参加者を4つのグループに分けました。
今回は『散らし取り』という百枚の取り札をばらばらに置いて取り合う遊びと、『源平合戦』という源氏と平氏の両陣営に分かれて争う遊びを行いました。全員で、優勝の「藤原定家賞」を目指して接戦を繰り広げます。
最初は散らし取りを行いました
次は源平合戦。源氏・平氏に分かれて対戦
百人一首かるたは、読み札には一首全部が絵とともに書いてありますが、取り札には下の句しか書いてありません。それも歴史的仮名遣いなので、慣れるまで取るのも大変です。歌を覚えている人は、上の句の出だしで札を取ることができます。今回もお気に入りの一首を持っている人が何人かおり、さっと取っていました。
多くの札を取った人には表彰を行いました
『源平合戦』は、今回は3対1で源氏側が勝利となりました。
最後に、百人一首のまとめとともに、個人の取った札の合計を集計して、表彰式を行いました。
今回の「藤原定家賞」は何と77枚!!
第2位である「小野小町賞」の44枚を大きく引き離した上でのダントツの優勝となりました!
今回の百人一首では、40枚前後を取った人がとても多く、2位以下はかなりの混戦状態となりました!
百人一首大会に参加した生徒からは、
「周りの人もすごく、思ったよりも難しかったです。視力と集中力が鍛えられました。」
「とても楽しかったです。和歌の意味を知っていると、もっと楽しめるものだと思いました。」
「自分の取った札は少なかったけれど、周りの人に恵まれたので、源平合戦は無事勝利できました!」
・・・などの感想が寄せられました。来年は是非、皆さんも参加してみてください☆
つくば開成高校では、年に2回日本語検定を実施しています。11/10(金)に、第2回の検定を実施しました。
この日、守谷学習センターからは、2級から5級まで19名の生徒が受検しました。
合格目指して取り組みました!
文部科学省後援事業の日本語検定が始まったのは、今からちょうど10年前の平成19年度になります。
この年度は、守谷学習センターが開校した年度でもあり、その頃から本校では日本語検定を実施しています。
通算で20回を超えるこの検定に、今まで多くの生徒が受検し、たくさんの合格者を出してきました。
前回6月に実施した日本語検定で、守谷学習センターからは、 2級(大学卒業~社会人中級レベル)の合格者が出ました!
今回の日本語検定に向けて、生徒たちは10月上旬くらいから、日本語検定の対策学習を一生懸命している姿があちこちでよく見られました。
検定当日の朝も、生徒たちはいつもより早く登校して直前演習に取り組んでいます。合格できるといいですね☆
次回の日本語検定は、平成30年の6月になります。今回受検して合格した生徒はさらに上の級を目指して、今回受検しなかった生徒も、次回こそは是非チャレンジしてみてください☆
守谷学習センターでは、11/25(土) 、12/16(土) にオープンスクールを開催します。
通信制高校への入学を考えている生徒、通信制高校に興味のある中学3年生の生徒・保護者の方を対象にして、実際につくば開成高校の雰囲気を味わってもらうことを目的としています。
当日は学校説明の他、「川柳にチャレンジ (国語)」「‘Cool!’な英語を学ぼう 」の体験を実施します。
また、「高校生の興味関心のベクトル 」 をテーマとした公開講座も用意しています。
学校説明会だけでは分からない守谷学習センターの雰囲気を、ぜひ味わってください!
つくば開成高等学校 守谷学習センター オープンスクール
※個別相談は、別日程でも設定することが可能です。ご相談ください。
守谷学習センターにて、今年度3回目となる出張授業を、10/26(木)に実施しました。
第3回のテーマは「保育分野」です。
今回の講師・鎌田先生
今回は、千葉県流山市にある「江戸川大学総合福祉専門学校」より、こども福祉科主任の鎌田先生をお招きして、保育業界についての講演と体験授業を行っていただきました。
前半は、まず専門学校の紹介から始まり、保育園と幼稚園の違いのことや、子どもが誕生するまでの話、保育士が活躍する現場についての話などをしてくださいました。保育士は国家資格であり、保育士の資格をもつ人が働ける現場は、保育園以外にもたくさん存在することなどを教わりました。さらに男性保育士も、最近ではだんだん増えているということです。
興味深い内容に、生徒たちも真剣です
瀧村有子作『ちょっとだけ』の読み聞かせ
後半は、先生の手作りによる様々なおもちゃが登場しました。おもちゃについては、よくできた既製品よりも、手作りの簡単なものの方が、小さな子どもは喜んでくれることなどを教わりました。
また、子ども向けの本の紹介や、読み聞かせもしてくださいました。生徒たちは、10年以上前に読んでもらった経験のある本に懐かしさを覚えたり、その本に秘められた奥の深さを初めて知ったりもしました。
懐かしい「あやとり」の体験もしました
最後に、手を使った遊びとして、全員であやとりをしました。
生徒たちのなかには、初めてやった人もいれば、昔やったのを覚えていて、とても上手にできる人など様々でした。
特に多かったのは、「10年ぶりなのでもう忘れてしまった」という生徒たちです。
先生からは、あやとりのやり方や、あやとりを使った簡単な手品などを教わりました。だんだん慣れてくると、友人と2人であやとりをする姿もあちこちで見られました。
出張授業に参加した生徒からは、「保育士は、とても幅広い分野で活躍していることが分かりました。」
「将来子どもができたら、私は工作が少し得意なので、工夫しておもちゃを作ってみたいと感じました。」
「一番大切なのは発想力だということが分かりました。言葉だけで伝えるのではなく、モノで何かを伝えた方が子どもは喜ぶし、伸びるということが分かりました。」・・・などの感想が寄せられました。
守谷学習センターでは、今年度は「デザイン」「栄養」「保育」の分野で、全3回の出張授業を実施しました。
これらの出張授業で学び、体験したことが、将来の進路選択の参考になるかもしれませんね☆
守谷消防署にて、毎年10月に行っている普通救命講習を、今年は10/24(火)に行いました。
東日本大震災の起こった2011年から始めているので、今年で7回目の実施となります。
生徒と教員と合わせて14名が受講しました
今回の講習で学ぶ項目は、
・応急手当の基礎知識 ・救命処置の流れ
・心肺蘇生法(実技) ・AEDの取扱い
・異物除去要領 ・ファーストエイド(止血法)
・119番通報と口頭指導 ・救急車の適正利用
の8項目になります。
応急手当や救命処置とは、突然の病気や怪我などで意識を失ったり、出血がひどかったりした時、救急車が到着するまでに、そばに居合わせた人が行う行為のことです。これを正しく行うことで、生存率や社会復帰率が格段に高くなります。
初めに動画で一通り応急手当や救命処置について学び、その後は心配蘇生法の実技に入ります。
胸骨圧迫と人工呼吸を交互に行います
AEDの使用方法についても学びます
心肺蘇生法は、胸骨圧迫と人工呼吸の手順を消防署の方に教わりながら、交代で全員がやってみました。
そして、AED(=自動体外式徐細動機)の使い方についても、実際の機械を用いて学んでいきました。
3時間の普通救命講習を受講すると、最後に「普通救命講習修了証」が交付されます。
参加した生徒からは、
「処置の手順や方法、注意するところやポイントなどを丁寧に教わったので、とてもためになりました」
「救命処置をやるかやらないかによって、社会復帰率などに約2倍もの差が生まれるということを学んだので、もし機会があったら必ずやりたいと思いました」 ・・・などの感想がありました。
守谷学習センターで、前期に行った数学の体験学習に続き、後期は10/19(木)に実施しました。
今回のテーマは「東大の二次試験の入試問題を解いてみよう」です。
東大の入試問題というと、皆さん「非常に難しい」「普通の人は解けない」などのイメージをもつでしょう。
確かに問題の多くは難しいですが、以前は、数学Ⅰの学習内容で解ける問題もありました。
今回の出席者は17名。まず、全員に問題の書かれたプリントを渡します。今回は、空間図形の問題です。
実際に模型を作ってみましょう
出席者全員、問題文を読んだだけでは???。これは、問題の意図することを理解するのが難しいためです。空間図形の場合は、たいていイメージをわかせるのが難しいです。
そこで、ハサミと画用紙を使い実際に模型を作ってみました。
模型を作って、どこの角を測ればよいかを考えます。
一般コースの生徒は、実際に模型の角を分度器で測りました。進学コースの生徒は、計算を使って求めます。そして、分度器で測った値と計算した値とが一致すれば大成功です。
実際に測るといっても、画用紙で作られた模型なので、誤差が出ることがあります。そのため、より正確に測れるように2人1組になってもらいました。初対面の人同士の2人組もできましたが、協力して上手く測ってくれたので、生徒達は皆、正解の角度を測ることができました。
2人1組で、より正確な角度を測ります
進学コースの生徒は、求める角度が作られる三角形を模型から見つけて、余弦定理を使って解きます。余弦定理を使う準備ができれば、あとは計算だけです。
この問題の難しさは、正四角錐のどこの角を測ればよいかを見つけることです。問題を読んだだけではなかなか見つけにくい角ですが、模型を使うと分かりやすくなります。
実際の入試では、もちろん模型を作ることはできません。
ただ、できないといって最初からあきらめるのではなく、色々と考えることも数学の楽しみの1つになります。
入試問題も、ただ解いていくというだけでは、苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。
たまには、発想をかえて考えてみることも楽しいと思いませんか?